ハピネスOL デスゲーム(コンペ)を企画した
みなさんこんにちは、ハピネスOL山本ごはんです
突然ですが皆さんは「デスゲーム」について
こんな風に考えたことはありませんか?
またあるときは・・・
どうしよ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!
こんなことを考え始めると怖くて夜も眠れません
ハピネスOLなのにまったくハピネスできなくなってしまいました
ということで
公募をかけることにしました
そして集まった有志の皆さんを紹介します
佳音先生
本業は漫画を描くひと
デスゲームは詳しくないですが面白そうだったのでエントリー
N氏
発表者が足りなかったので急遽山本に呼ばれた被害者
死ぬほどいい奴なので飛び入りでエントリー
MUSASHIくん
今回一番早くエントリーしてくれました
理系出身 洋画好き・漫画好き
Sちゃん 審査員
Mちゃん 審査員
山本の高校時代の同級生
7年ぶりに連絡してみたところ快く引き受けてくれました✌️
私 山本ごはんも発表者として参加します
さっそくプレゼン大会へGO ▶︎▶︎▶︎
NO.1 佳音先生
えー、まず私は既存のデスゲームの問題点・課題点は何かを考えました
デスゲーム嫌々参加してるひと多すぎ問題です
そんな、そもそものところを・・・
そこで私は「参加したい人だけが参加できるデスゲーム」を提案します
参加者へのメリットを以下のように設定し、立候補によって参加を決めます
スライドをご覧ください
なるほど、途中で逃げ出す(リタイヤする)ことは可能ですか?
できません ゲームの序盤に逃げ出した人が後ほど探索中に死体で見つかる演出があります
この制度は「目的が違う人が集まる」=「キャラ設定の幅」につながります
具体的なゲームの内容は以下のように考えています
●なぜ人狼モチーフなのか
騙し合い、会議といったシステムがデスゲームと相性がいい
●ゲームのルール
・期限は1週間 とある洋館に7人の男女が集められゲームスタート
・基本のルールは本家人狼に準じる
・洋館には武器が準備されており、参加者同士の殺人も可能
・殺人が起こった場合人狼による死亡は無し
・ただし犯人だとバレると追放される
まとめです
デスゲーム作品を見たときに「みんな嫌そうに参加してるな〜」と思ったのがこれを思いついたきっかけです
参加したい人だけが参加できるデスゲームで楽しい運営を目指します
アピールポイントは多様な人が集まることで
キャラに幅が出てストーリーが広がるという点です
人狼を組み込むことで初見の人にも分かりやすく、人気を集められるのではないでしょうか
<<審査員のコメント>>
Mちゃん
課題点を出した点が評価できます
想定される参加理由がスライドにあるようなものの場合 切実さにかける気がしました
ルールも分かりやすくてとっつき易いですが もっと混乱が欲しいですね
もう少し人数を増やしてみるか、逆にワンナイト人狼にするなど波乱が起こる展開に期待です
Sちゃん
「人狼のルールで死ぬ」「武器で殺される」の2通りあるのが面白い!
キャラの幅があるのでゲームプレイだけでなく心理描写の点でも見せ場を作れそうです
武器にダミーが混ざってたりするなど、もう一捻りがあって良かったかも
勝利条件が分かりづらく設定が詰めきれていないところを感じました
トップバッターの佳音先生
漫画家らしくストーリー展開を考えたゲーム設定でしたが
審査員の二人としてはもう少し波乱が起こってほしかったようです
次の発表ではお眼鏡に叶うのか?
二番手 N氏の発表へGO ▶︎▶︎▶︎
NO.2 N氏
僕が考えていたのは「生き残る方法が必ずあるデスゲーム」です
少年漫画やゲームが好きなので
どんなに困難そうな状況でも必ずヒントを用意し
全員生還ルートもあり得るデスゲームにしたいと思います
デスゲームの主催においてもいい奴すぎる
嫌な奴が参加してきた場合はどうしますか?
それは死にます
時間が無くて皆さんのようにスライドは準備してこれませんでしたが、
具体的なゲーム内容では「吊り天井」のような大掛かりな仕掛けを設け
主人公たちにはアクロバティックに切り抜けて欲しいと思います
発表は以上です
最後に質問です このデスゲームを漫画連載するならどの雑誌がいいですか?
うーん ジャンプです
ありがとうございました
<<審査員のコメント>>
Mちゃん
「死にそうで死なない」というのはいい着眼点ですね
デスゲームを観る人はそういうスリリングさと希望の両方を求めています
もう少し深掘りして、参加者をどういう基準で選ぶのかを教えてほしかったです
プレイヤーの生き残る目的や、主催側のメリットが見えてくるはずです
Sちゃん
全年齢系デスゲームといった印象で新鮮でした
思い切って主催が介入するなど ご都合主義に振り切って運営する必要があるかもしれません
ストーリー仕立てのスリルアクションとして運営することで広く人気を集められそうです
飛び入り参加のため準備が間に合わないところもあったようですが
「死にそうで死なない」というある種デスゲームの本質を突いた意見で審査員の感触はまずまずです
三番手 MUSHASHIくんの発表へGO ▶︎▶︎▶︎
NO.3 MUSASHIくん
はじめましてMUSHASHIです
僕が着目したのはズバリ「選択によるストレス負荷」です
みなさんこれまで生きてきて100%納得のいく選択ってしたことありますか?
悪役っぽい問いかけだ
ないですよね?
どんな選択にも後悔はつきものです
「何かを選ぶ」=「何かを選ばない」ことですからね
例えば以下の例をご覧ください
✅母体と嬰児どちらの命を救うか
✅コロナ禍で医療が逼迫する中での命の優先順位
これは選ぶという行為そのものからも 選んだ結果からも多大なストレスが発生する例です
僕は考えました
「ストレスの大きさを分析しランク付けすることで、よりストレスの少ない選択をするよう自動化をはかれないだろうか?」と・・・
悪役の博士だ
そこで今回のゲームを開催しサンプルを収集します
ネーミングがダサい
ゲームはチーム制で3人1組で参加します
●ゲームのルール
3人は選択者1名、被選択者2名に分かれ
司会者の質問(例:腕を折るならAとBどっち? など)に対して回答をしていきます
全ての質問に回答すれば報酬ゲット
最終的には誰かが死ぬような残虐な質問も用意します
デスゲームのドキドキハラハラと3人の関係に禍根が残るさまを楽しめるはずです
嫌すぎる
選択によるストレスは選択の瞬間だけでなく結果が現れたときの後悔が含まれると思います そこはどうやって測定しますか
そうですね
1ヶ月ごとに面談を行いゲームの感想を聞くなど後追い調査をするのがいいかもしれません
嫌すぎる
このゲームは低予算でできることも魅力の一つです
質問の内容によっては大掛かりな仕掛けは一切必要ありません
また 3人1組ですが同じ場所にいる必要もないので全てリモートで行うことも可能
おそらく国の研究機関がスポンサーとなるデスゲームなのでこういう点も大切にしました
頭が良くて邪悪
<<審査員のコメント>>
Mちゃん
「トロッコ問題」を彷彿とさせるいい発表でした
主催が誰なのか、開催の目的は何かが明確でイメージが掴みやすかったです
思わず選択者が最後に被選択者になるどんでん返し的な展開を期待してしまいました
Sちゃん
インテリっぽい企画で発表者の色がよく出ていたと思います
国の機関が行う高度な治験という設定はまさに「権力」の象徴です
デスゲームの理不尽さを引き立てていますね
高いプレゼン能力と内容の邪悪さで好評を勝ち取ったMUSASHIくん
他の発表者からも「意地悪」「かしこくて悪い」と評判のプレゼンとなりました
名誉なのか不名誉なのかは分かりませんが本大会においては間違いなく名誉となります
四番手 山本ごはんの発表へGO ▶︎▶︎▶︎
NO.4 山本ごはん
私が企画するのはこちらです!
ネーミングがダサい
みなさん、素敵な結婚したいですよね?
「いつか自分にぴったりの素敵な旦那さんを見つけたい」
そう思ってる淑女の皆さまに朗報
このゲームでは
主催の方が「狂花嫁(クルイハナヨメ)」となり、デスゲームを通して理想の花婿を探してもらいます!
やばい
花婿の資質を見極めるためのゲーム内容はこのようになっています
●「警備員」=花婿
●「フィールド」=家庭
●「たからもの」=花嫁 を表しています
このデスゲームでは花婿候補たちに困難を与え
この人は「家庭や花嫁を守り「部外者」よりも優先することができる人か」を見極めます
困難の核となる「部外者」は
恐ろしい猛獣や怪物のこともあれば可愛い小動物や友達という場合もあり
後者の場合武器を与えられ肉体的に優っている「警備員」はゆっくりと自分のペースで「部外者」の排除について考えることができます
排除は具体的にどのような処置ですか?
フィールドに排除BOXが設置してあり
「警備員」が「部外者」をそこに入れることで排除になります
BOXの中はミキサーになっています
花婿がリタイヤした場合はどうなりますか?
うーん その場合開放されますが「狂花嫁」様がどうしたいかに任せたいですね
全ての「部外者」を排除すればゲームクリアです
扉が開いて結婚式場への通路が開き結婚行進曲と共に脱出成功となります
花婿はデスゲームの経験を通して一皮も二皮も向けて素敵になっていることでしょう
最後に・・・
狂花嫁(クルイハナヨメ)として最高の困難を花婿にぶつけよう!!
「ドキドキ❤︎スローライフデスゲーム」 でした
これで私の発表を終わります
<<審査員のコメント>>
Mちゃん
主催の狂いっぷりがとても良かったです
目的がはっきりしているのでゲームの展開にも納得できました
武器の仕様もOKとのことでしたが相手が小動物では見せ場が少ないように感じました
視聴者は血を求めています
また、ネーミングがダサすぎです 竹取物語のような要素を感じたので「竹取デスゲーム」はいかがでしょうか?
Sちゃん
「狂花嫁(クルイハナヨメ)」がとてつもないインパクト
クリアしたら結婚式場に直行するなど煌びやかに狂っているところが画面映えすると思いました
私だったら花婿の生活能力を見るために「部外者」としてマグロを投入し解体させてみたいです
山本ごはん 主催者としての格を見せつけました
「狂花嫁(クルイハナヨメ)」という謎のキャラを生み出し参加者たちに大きなインパクトを残しました
さあ、栄冠は誰の手に・・・・!
運命の結果発表へGO ▶︎▶︎▶︎
皆様 本日はお集まりいただき本当にありがとうございます
私の呼びかけに皆様がお応えいただき
今日このメンバーで、このような会を開催できたことに感謝です
さぁ、
いよいよ 結果発表 です
審査員のお二人
第一位を発表してください!!
Mちゃん
山本ごはん
「ドキドキ❤︎スローライフデスゲーム」です
Sちゃん
MUSASHIくん
「チキチキ 究極の二択ゲーム」です
これは・・・!!!!
なんと
同点優勝だ〜〜〜〜!!!!
<<審査員のコメント>>
Mちゃん
デスゲームはそんなに詳しいジャンルではないと思っていたのですが
皆さんの発表を聞いているうちに「もっとこうしたらいい」「これがみたい」と
自分の中に理想のデスゲームがあったことに気がつきました
中でも山本ごはんさんの発表は主催の目的や参加者の選び方に情熱を感じ一位に選びました
Sちゃん
デスゲームは残酷さを楽しむだけでなく、企画を通して主催者の思想に触れるのも醍醐味です
今回の発表を通して皆さんの思想が見えた瞬間が楽しかった
MUSASHIさんの発表はより良い社会の発展のために治験のサンプルを集めるという善の思考から生まれた邪悪さがあり悪役のロマンを感じ一位に選びました
やった〜!
優勝だ〜! 主催したかいがあった〜〜!!
今回は身近な友人たちとデスゲームコンペを開催し
見事優勝することができました
優勝した喜びもさることながら
友人たちの内に抱えるデスゲームへの欲求を見ることができ
本当にこの人たちがデスゲームを開催できる立場になったら覚悟しないといけないなと思いました
皆さんもぜひご家族や友人とデスゲームコンペを開催してみてくださいね
その人の善悪の基準や、断罪したい対象などが良くわかるかもしれませんよ!
次は是非パネラーで、今日のどの発表よりもグロいのを出してみせます
ぞぞぞ
以上、「ハピネスOL デスゲーム(コンペ)を企画した」でした!